温熱・電気療法 / 整体 藤井療術院 の日記
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姿勢について(1)
2017.12.16
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立位での理想的な姿勢のラインは、側方面(横から見たとき)で外果(外くるぶし)・膝側面・大転子(大腿部外側側面付け根)・肩峰(肩先)・外耳孔を結ぶラインとされています。
【正常な姿勢:頸椎…前弯、胸椎…後弯、腰椎…前弯】
≪正しい立ち姿勢≫
・正しい姿勢とは「身体に負担が少なく」「疲れにくく」「動きやすい」
・見た目にも身体にもよく、長時間同じ姿勢を維持することも可能
・壁を使って正しい姿勢をチェック
⇒後頭部、肩甲骨、殿部、踵が壁についた状態で、軽く顎を引きまっすぐに立つ
※踵は少し離してもOK。
姿見か第三者に確認してもらう
:左右の方のラインが床と並行かどうか
:肩に力が入り過ぎていないかなどを見る
:腹筋を使ってお腹にも緊張感を持たせる
≪異常姿勢と骨盤の関係≫
骨盤前傾…屈筋群…腸腰筋・大腿直筋などが萎縮
骨盤後傾…伸筋群…大殿筋・ハムストリングなどが萎縮
高齢になると屈筋群が萎縮し、伸筋群は変化があまり見られない為、後傾する。
後傾が長期に続くと重心バランスを保つために胸椎の後弯は消失し、頸椎の前弯も消失する。
最近では、スマホ症候群と云って頸椎の彎曲が消失しストレートネック症状が多いと思います。出来るだけ首を起こして長時間のスマホは辞めましょう。
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