温熱・電気療法 / 整体 藤井療術院 の日記
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歯と顎の関係
2013.06.11
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乳幼児期は歯が生えそろっていないのですが、歯並びを整える重要な時期です。離乳食から徐々に固形物に変化していきます。その時期から弾力性のある食べ物(スルメ・昆布など)をしがむ行為は、顎の発達と噛む力を促進させます。
幼少期頃から硬い食べ物を良く噛んで食べる習慣が無いと噛む力が弱くなり、顎関節の形成、顎骨の成長などに悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、硬い食べ物を口に入れると噛み砕く事が出来ない。肉などを噛みちぎることが困難などは、噛む力の低下によるものであり、口が大きく開けられない・口の開閉時、顎関節に雑音や違和感があるなどは、顎関節の不具合を示しています。
歯並びが悪くなるのは、噛む力の低下により顎骨の成長を阻害して、歯が生える場所が狭くなり無理やりに歯が生えてくるからです。
そうだ!今日から硬い食べ物を中心に食べさせようとは思わないでくださいね。急に硬い食べ物を食すると噛み砕くの力が低いと飲みこんでしまいますので、胃腸の障害や顎関節に悪影響を及ぼす可能性があります。まずは、ゆっくり良く噛む習慣を身につけてから徐々に硬い食べ物に挑戦していきましょう♪
成人になってから顎を鍛えようと硬い食べ物を食する場合は、よく噛んで噛んでを意識しながら噛む回数を増やす方がいいです。
あまりしてはいけない行為として、頬杖をつくのはダメです。頻繁に頬杖をつく事により、片側の下顎付近に圧力がかかりその影響で…、顔のゆがみ・顎関節の不具合、頸椎の歪みなどの原因になる可能性があります。
口を閉じて軽く噛んでみて左右の頬を触ってみてください。筋肉が触れますか?噛む緩める動作を行うと触れる筋肉が左右対称ですか?硬さは同じですか?
気になる方は藤井療術院まで(^^)/
メール:hide21yuki2001@yahoo.co.jp