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睡眠障害 ~その原因と対策~

2014.04.19

睡眠障害 ~その原因と対策~ (1)  

「春眠暁を覚えず」と言いますが、春は暖かい陽だまりの中でウトウトするのが、気持ちいい季節でもあります。

≪日本人の睡眠≫
 最近、日本人の睡眠時間はどんどん少なくなってきています。1970年には、平均すると8時間だったのに、30年経った現在では7時間弱になっています。この睡眠時間短縮の傾向は都市部のみならず、全国に広まっています。その一方で男性30%、女性40%の方が不眠症状を訴えているのです。

≪人間の睡眠のメカニズム≫
 睡眠は脳が脳自身を休息させる現象です。人間にとって脳の休息無くしては、睡眠不足はもちろんのこと、気分の変調(抑うつ気分)などの問題を引き起こします。病気に対する抵抗力が低下するという意味では、まさに万病の元と言えます。
 睡眠時間の脳波の違いによって、睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分類されます。

「レム睡眠」:レム睡眠時、脳波は覚醒時に近く、眼球がめまぐるしく動いている半面、筋肉は弛緩して休んでいます。一晩の睡眠の内、後半に多いこのレム睡眠は「身体の睡眠」とも言えます。

「ノンレム睡眠」:ノンレム睡眠時の脳波は深く眠っている状態を表し、眼球は上転し、脳も筋肉も休んでいます。一晩の睡眠の内、前半に多いこのノンレム睡眠は「脳の睡眠」とも言えます。
また、ノンレム睡眠は、脳波の形によってステージ3、4が最も深い眠りで、睡眠として重要です。
このステージの睡眠を逃していては、質のいい睡眠が取れず、翌日に疲れを残すことになります。

≪睡眠障害の原因≫
 睡眠障害を引き起こす原因の一つに老化があります。高齢になると睡眠障害を訴える人が増えてくるのは、人体がそういった仕組みになっているためです。また、睡眠障害の原因で最近特に増えていると言われているのが、体内時計の乱れです。煌々と明かりが灯り、昼と見間違う街の光景がオールナイトで繰り広げられている中で、現代人は夜更かしをしがちです。深夜まで明るい所で過ごすとお腹も空いて、つい夜食をしてしまいます。このような生活を続けていると体内時計は、本来眠るべき時間になっても「まだ眠る時間ではない」と勘違いして、間違った判断をしてしまいます。
 そうすると内臓などが時間外労働の状態になります。このような臓器の過労が続けば、高血圧や糖尿病、心臓病、ガンなどのリスクが高まるという調査結果もあります。


残りは・・・・次回

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