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高 血 圧(1)

2018.02.19

監修:竹尾式イオン療術師連合会会長・竹尾クリニック院長 医学博士 竹尾信男

急な気温の変化で体調を崩しておられませんか?温かくなったり寒くなったりと温度差が激しい季節です。特に注意しなければいけないのが、血圧の管理です。そこで今回は、高血圧について、まとめてみました。

≪高血圧とは≫
 日本高血圧学会では上(収縮期血圧)が140mmHg以上、下(拡張期血圧)が90mmHg以下を高血圧としています。
高血圧には、本態性高血圧(原発性高血圧)と二次性高血圧があり、遺伝や食生活、生活習慣などの相互作用で発症する。前者が90%を占めています。後者は先天的に何らかの疾患があることが原因で発症するものです。

≪人体の自衛本能≫
 ご存じのように血圧は、血液の流れが血管壁に与える圧力のことです。これは心臓が収縮したり、拡張したりして血液を全身に送り出すことによって起きる圧力です。その血圧がなぜ高くなるかというと、これは人体の自衛本能です。
 人間の体には、自然に備わった自己防衛本能があります。体全体を健康に保とうとする機能のことで、ホメオスタシスと言います。そこで何らかの原因で血液の流れに支障をきたし、血行不良になると、血液が行きとどかない部分やその周辺に酸素や栄養が不足してきます。すると、その部分からSOSが発せられて脳がキャッチし、脳は直ちに心臓に指令を出します。指令を受けた心臓は、体全体に血液を送りこもうとして、血液を強く押し出します。こうして血圧が上がる仕組みになっています。
 したがって高血圧自体は疾病とは言えず、問題は何が原因で血圧が高くなったか、ということになります。高脂血症や動脈硬化、血栓等が原因で血流が悪くなっているとすれば早急に治療を受けなければなりません。

≪血管内皮細胞の老化≫
 血管内で血液と直接接している血管内皮細胞は、血栓が出来るのを防ぐなど、血液の状態を正常に保つ働きをしています。ところが、加齢によって血管内皮細胞の機能が低下してきます。これが高血圧を引き起こす一つの原因と言われています。
 遺伝や、塩分の摂りすぎなど食生活をはじめとする生活習慣が大きな要因になります。

…つづく

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